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2005年7月11日 (月)

『ブラック・ジャック』よ、永遠に

 しぶとくコンビニ弁当食いながら、録画しておいた『ブラック・ジャック』を観る。今回は原題と同じ「病院ジャック」。原作よりよくできている。よきかな、よきかな。

 中学に入ったばかりの虫愛づる姪にひさしぶりにメールしたら、学校で文芸部に入ったという。むろん、妹夫婦には活字を読む趣味なんぞない。誰に似たんだ、こいつは? 小説でも書いているのかと訊くと、小説も書くがほとんど絵ばかり描いているという。そりゃ、マンガ部じゃないのか? まあ、マンガ部がないから文芸部で扱っているのやもしれん。京都に住んでいるんだから、精華短大にでも行くかもしれんなあ。伯父バカだなあ。コナンが得意だそうだが、ブラック・ジャックはうまく描けないそうな。おじさんは描けるぞ。同じポーズしか描けないがな。

 なんでまたブラック・ジャックと尋ねると、「ブラック・ジャックめっちゃはまっちゃってん」だそうである。アニメではじめて触れたらしい。マンガは読んだことがないという。いかん、それはいかんぞ。それにしても、まったく、誰に似たんだ、こいつは?

 どうも赤ん坊のころからのおれの洗脳が効きすぎているような気がしないでもないが、かまうものか、さっそく秋田文庫版を少しずつ買ってやることにする。さっきアマゾンでポチっとしてきた。

 思えば、おれにチャンピオンコミックス版の『ブラック・ジャック』を初めて買ってくれたのは、おれを可愛がってくれた伯母だった。それまでは散髪屋で読んでいたのである。歴史は繰り返す。

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