死人率が高い時間帯
ふと気づいたのだが、テレビ朝日系の〈金曜ナイトドラマ〉の枠(朝日放送では「24:24〜25:19」、『探偵!ナイトスクープ』のあとだ)って、なんだか死人ばっかり出てこないか? ドラマの中で誰かが死ぬってんじゃなくて、そもそも死人がそこいらをうろちょろしていることを前提に展開されるドラマが多いという意味だ。
『スカイハイ』『スカイハイ2』はむろん死人が主役でありゲストも毎回死人、『霊感バスガイド事件簿』も死人がなにかしてくれないと菊川怜も霊感の発揮のしようがない。いまやってる『雨と夢のあとに』なんぞ、主役格三人のうち一人は死人、おまけに『スカイハイ』同様、ゲストもたいてい死人、下手すると、登場人物は死人のほうが多いなどという回すらあった。じつに、このところ死人じゃないのは、只野係長と八雲樹くらいじゃなかろうかと思う。
これは単に『スカイハイ』の影響が尾を曳いているのかなあ? それとも、いま日本では死人が“キテいる”のであろうか。だとすると、なぜ近年“死人が熱い”のか、非常に興味深いことである。
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