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2005年4月18日 (月)

万にひとつだろうが億にひとつだろうが

 そのひとつは誰かに当たるんだろう? 少しでも発生を減らせる手段が存在し、その手段が現実的に実行可能で、現にその手段を採っている国があるんだから、なぜ世界一の大国にそれができん?

 全頭検査もまともにできない国が、なぁにが“Science is on our side.”であるかと、いつもながらのアメリカの手前勝手な論理に憤然としておったのだが、まあ、やつらの言うこともわからんではない。要するに、アメリカが振りかざしているのは、おれが“『サイコロ特攻隊』的論理”と呼ぶものだ。個々人のかけがえのない命を統計数字としか見ていないのである。これが、サリドマイドを頑として認可しなかったFDAの検査官にケネディ大統領が勲章を授けた国か。がんばれ、小泉首相。ここだけはなんとしても譲るな。科学はわれわれの側にこそあるのだ。

 まあ、もう二十年もしてみろ、変異型クロイツフェルトヤコブ病にかかったブッシュの孫かライスの子か誰かが、「ああ、日本人は正しかった」と納得するのにちがいない。もっとも、それが人間としてまともな最後の思考になるかもしれないが……。

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