今年もテレビでクレしん映画
前年の劇場公開作を一年遅れで地上波テレビで観るのが習慣になっているクレヨンしんちゃん映画、今年は『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』を観た。
よくできてはいるんだが、どうも残尿感があってイマイチだ。『電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(1998)、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)、『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(2002)といった作品が、あまりに大人向けに完成度が高すぎて、もはやヤキニクロードやカスカベボーイズではもの足りないのだ。結局、おれは原恵一テイストが好きなんだろうか。原がメガホンを取った(って言うのか、アニメも)の作品は、子供向けとしてはいかがなものかとは思うんだけど、出来はいいよね、やっぱり。
もうすぐ劇場公開の『伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃』は、予告を観るかぎりでは、なんとなくオトナ帝国的な感じがするんだが、監督のムトウユージはクレしん映画は初めてだから、期待と不安が交錯する。ま、たぶん来年テレビで観るんだろうけどね。
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